◎“わからない”ことからお金の不安は生まれる

家計に不安があるなら、その不安がどこからきているかをまずは見極めましょう。

収入が少ないことが不安の原因、と答える人も多くいます。
そんな人は、具体的にどのくらい増えたら不安ではなくなりますか?
「多ければ多いほどいい!」
「う〜ん、10万円増えたら嬉しいな〜」
という人はもっと具体的な数字が出るように考えていきましょう!

お金の不安は、具体的に数値化をしていくことである程度解消されていきます。

●教育費にはいつまでにいくらあればいいのか
●生活費はいつ頃どのくらい増えていくのか
●旅行に行くためにはどこでどれだけ貯めておけばいいのか
●車を買うには・・・
●家はいつ頃、いくらくらいのローンで買うか

これらがある程度明確になっていれば、お金の何を心配すればいいのかがわかります。

漠然としたお金の不安は“わからない”から生まれていることが多いのです。

◎具体化するために必要なのはライフプラン

ライフプランというと、
保険会社が保険を組んでもらうために使っているものというイメージはありませんか。
実は、個人的にプランを立てることもできます。
将来を見通しておくことで、何をどうしたらよいのかがわかるいい方法なのです。

ライププランとは、これから先の家族の予定や希望を書いていくものです。
まずは夢や希望だけでもいいので考えていくといいでしょう。

そうすることでいつ頃にどれだけのお金が必要になりそうかが見えてきます。

お金の不安解消のための具体化の第一歩にはライフプランがオススメです。

◎みんなのライププランをチェックしてみる

ライププランと言われても、いまいちピンと来ないという人は
他の家庭のライフプランをチェックしてみましょう。

そうは言ってもママ友や友達には聞きづらいことなので
ネット上で公開してされているものをピックアップしてみました。

◎まずはライププラン表を作る

手書きでもいいのですが、エクセルが使えると便利です。

まずは大まかな表を作成してみましょう。
家族の年齢と大きなイベントとそれにかかる費用を書くだけでも見通しが立ってきます。

さらに余裕があるときに
もっと細かく作りたいときには家賃や生活費、税金など年単位で記入していくことで
家計全体を見通すことができるような表が出来上がります。

ネット上で作成できるツールが用意されていることもあるので
自分で表を作るのが面倒くさいという人はそちらを活用してみるのいいかもしれません。

◎支出の見通しの次は貯金額算定

いつどこでどれだけの支出が必要なのかがわかったら
次はいつ、どのくらいずつ貯金していけばよいのかを考えましょう。

その際、
●教育費なら学資保険で補填できる分
●ローンの頭金ならすでにある貯金額
といった、これからの貯金以外で補填される分も計算しておくと
莫大な金額になることも少ないです。

教育費は大学卒業までに1千万円などと言われますが、
実際には少しずつ消費していくので貯金の目標額を1千万円にする必要はありません。
必要なときに必要な金額が貯めてあればいいのです。

こうして貯金額を計算すれば、
毎月いくら貯めておけばよくてボーナスからいくら補填すればよいのか
具体的な数字がわかります。

もし今の家計からの貯金が厳しければ
パートなどでいくら稼げばよいのかわかりますし
逆に貯めることに必死になりすぎて
レジャー費に回せなくなってしまうようなことも避けられます。

漠然と「貯金しなければ」と思うだけでは
急な出費などで貯金額が減ったときに
これでいいのだろうか、と不安だけが募ってしまいます。
また、目標がないとなかなか貯金も難しいですよね。

支出の見通しが立っていれば貯金額も計算できるようになっているはずです。

◎家計の見直しはライフプラン後に

ライフプランを立ててから家計を見直すと
具体的にどのくらいの余裕や貯金が必要なのかがわかっているので
節約のしどころも見極めやすくなります。

貯金額が足りていないようなら、
●現在の収入の使い道を見直す
●収入を増やす
この2択しかありません。

しかし、どのくらいの金額なのかが見えているので見直しもしやすくなっています。

家計の見直しは、ライフプランを立ててからにしましょう!



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nana2boys

プロフィールの閲覧ありがとうございます!
2011・2013年生まれの2男児の育児に
日々追われるママです。
大学で乳幼児発達を専攻していたので
幼稚園教諭と保育士免許を持っています。
卒業後は幼稚園や保育園と企業のいいものをつなげる
お手伝いのようなお仕事をしていました。
子どもと楽しく、ママやパパがストレスを溜めずに
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