母乳育児がいい理由と、母乳の出をよくする5つのコツ
産院で母乳育児が推奨されるのは赤ちゃんやお母さんの双方にとって良いことだからです。
なぜ母乳がいいのか?さらに母乳をよく出すコツを紹介します。
母乳育児が勧められる理由
母乳の栄養バランスが完璧
初乳の時期が過ぎると、母乳はだんだんと色や成分が変わり、「成乳」と呼ばれる状態になっていきます。成乳には、たんぱく質、脂肪、乳糖、ビタミン、ミネラルといった栄養素以外に、体の発達を支える酵素やホルモン、赤ちゃんを病気から守る免疫物質や抗菌物質などが含まれています。
母乳で育てた赤ちゃんは将来太りづらい?
赤ちゃんを母乳で育てることは、栄養面で非常に優れているなど様々なメリットが知られている。また、母乳で育てた赤ちゃんは将来太りにくくなるなど、母乳には意外な効果があるようだ。
母乳はお母さんへのメリットもたくさん
母乳栄養は母親にとっても利点がある。授乳の際分泌されるホルモンには気分を落ち着かせる効果があり、育児に前向きな気分を感じさせる。出産のできるだけ直後から母乳栄養を行うと、分泌されるオキシトシンが増加するため子宮復古を促進し、出血を抑える。母乳を生成するのに脂肪が消費されるため、ダイエット効果もある。頻繁に授乳している間は排卵や月経の再開が遅れ(乳汁分泌無月経症候群参照)、妊娠しにくい。そのため、母親の貯蔵鉄を回復し、子どもが授かる間隔が自然になる。母乳栄養を行った母親は、出産後骨の再石灰化が進むことも知られている。閉経前後を問わず、卵巣腫瘍や乳癌のリスクが減少することも知られている。
2007年の世界がん研究基金とアメリカがん研究協会による報告では、母親の乳がんリスクを減らすとし、6か月以上の母乳哺育をがん予防のため推奨している[1]。
こんなにたくさんの効果がある母乳育児。できるだけ母乳で育てたいが母乳の出が悪い。
そんな場合はどうしたらいいか?
母乳がよく出る方法
母乳の出が悪いからとミルクを足して行くうちに母乳で育てることを諦めてしまうお母さんが多くいますが、
母乳がよく出る方法を試してみたら案外出るということもあります。
1.でていないと感じてもとにかく沢山吸わせる
赤ちゃんに吸わせることで脳から母乳を出す指令がでます。
母乳が足りてない場合でもとにかく吸わせてみましょう。
2.乳腺をしっかり開く
乳腺がつまっていると折角作られた母乳もでてきません。
マッサージなどをしてつまりをとりましょう。
出典:助産師が教える!母乳マッサージ(おっぱいマッサージ)の仕方
3.質の良い水分をできるだけとろう
母乳を作るため水分は必要不可欠です。
糖度の高いジュースではなくノンカフェインのお茶や水、白湯を一日に2リットル摂取することを目標としましょう。
★母乳(乳質)に良い食べ物・悪い食べ物 一覧表★
リストは下記のリンクよりどうぞ!
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
関連するまとめ
母乳育児を目指すママ試してみて!母乳がよく出る食品5選
母乳育児は栄養たっぷりで経済的!産後の回復も促進してくれる!赤ちゃんにもママにも良いことがいっぱい!でも、ど…
manahaha / 15719 view
目や耳でめいっぱい楽しめる!!赤ちゃんに読ませたい、絵本6選
赤ちゃんは絵本が大好きです。言葉はまだ理解できてなくても、 目や耳でしっかり学習して楽しんでいます。 親子の…
いっち / 6692 view
子どもを見守るPTA活動。母業が充実するメリットがいっぱい!
こどもは大事!だけど役員をやるとなると…。そんなママたちへ、小学校のPTA活動の実態と興味深いメリットをご紹…
サクマメグム / 9117 view
産後のストレス解消に役立つ♪ベビースイミングスクールの情報まとめ
ベビースイミングスクールは、たった2ヶ月の赤ちゃんでも、一緒に通うことができるスクールです。 産後のママ達の…
HF-LIFE / 9456 view
夏休みのお出かけ、「夏休み自由研究」を家族みんなで楽しむ方法
夏休みの宿題、毎年頭を抱えていませんか?筆者は毎年、頭を抱えております・・・。できる事なら子どもと一緒に楽し…
ささみん / 9514 view
将来のために!資格取得に向けてママが勉強に集中する方法とは?
子育てしながら資格をとる!目標に向かってがんばるママは素敵です。家事や育児と勉強を上手に両立させる方法と、マ…
サクマメグム / 5021 view
雨の日はおうちが映画館。子どもが主役のおすすめDVD5選
雨の休日、ポップコーンとお気に入りのドリンクを準備して、リビングを映画館にしてみませんか?子どもと一緒に観た…
サクマメグム / 4922 view
子育て中イライラしたら。育児でイライラした時の対処法6つ
結婚をして妊娠出産。子どもを大切にしようと誓ったけれど大人の思うようにはいかない。あんなに優しかった夫は何も…
kokupu / 6175 view
子供から学び、子供と成長していく。
子供だった気持ちを忘れない。
そんな育児を目指してます。
アクセスランキング
人気のあるまとめランキング
Facebookページ
フォローして新情報をチェック
twitterをフォロー
フォローして新情報をチェック




妊娠中から産院で母乳育児を勧められる方が殆どだと思います。
それは母乳が赤ちゃんにとって最高の栄養だからです。
さらに母乳育児は子宮収縮をうながしお母さんの体の回復を早めます。
母乳は赤ちゃんとお母さん両方に素晴らしい効果をもたらします。