視診での診断は痛みもありません。視診でアレルギーだと診断されたら血液検査で更に詳しく調べます。
アレルギーを起こす抗体(IgE)を調べ、どのアレルゲンが原因かを調べます。小さな医院だと1週間くらいで検査結果が判ります。

血液検査では一度に複数の種類の検査ができる為、他にも調べて欲しいアレルゲンが有ったら医師に伝えて一緒に調べて貰うと良いでしょう。

どの科を受診をすれば良いのでしょうか

花粉症の症状が出ているようなら耳鼻科へ!

大人と一緒に受診できます。

受診は鼻の中の症状を診る、洗浄するといった機械が揃っているので耳鼻科の方が良いでしょう。

頭痛がある、熱が有るといった違う症状が有る場合は小児科を受診しましょう。

また、目のかゆみが有る場合小児科や耳鼻科で一緒に目薬を処方して貰える場合が有りますが、酷い場合に処方されるステロイド点眼は眼科でしか処方できません。


治療法

大人も子どもも治療法は基本的には同じです。
小さい子どもの場合内服薬で治療することになります。

点鼻薬は年齢によって使用できるものが違います。お医者さんと相談して治療をすすめるとよいでしょう。

点鼻薬・点眼薬はこどもにとって非常に使い辛いもの。嫌がる子どもが多いですが使用できると非常に有効です。

薬はアレジオン・アレグラといった大人と同じものを処方されることも。
治療法が同じだからといって大人の物を子どもに使用するのは絶対に止めましょう。自己判断してはいけません。

対策

少しでも体に花粉が入らないようにする工夫が、症状の悪化やQOLの低下を防ぐために必要です

やはり、花粉を取り込まない対策が基本。

①マスク

マスクをすると鼻や口からの花粉の侵入を防げます。
隙間が有ると効果が大幅に減ってしまいます。子ども用のマスクを用意しましょう。

とはいえ、「息苦しい」といってなかなか着けてくれないのが子どもというもの。
そんな場合は色つき、香付、柄付など子どもが楽しくつけてくれる商品を用意するのも一つの方法です。

②メガネ

目の症状の有る子には花粉症用メガネがおすすめです。
子どもの顔のサイズはすぐに変わってしまうので耳にかける部分(テンプル)が曲げられるものが便利です。

国民生活センターは、「転倒や衝突したときなどに、眼鏡の張り出し部分が顔面に強く押し付けられ、目の周囲にけがを負うおそれがある。」として、花粉が目に入るのを防ぐためのの形状が問題点だとしている。

注意が必要

国民生活センターの注意喚起を受けて目の周りの部分が柔らかいタイプのメガネが多く販売されるようになりました。
体を動かす機会の多い幼児・児童は気を付けて使用するようにしましょう。



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