病院に行く用事は済ませておきましょう
幼稚園・保育園入園してからは病院に行き辛くなります。
特にお仕事を持っていると病院に連れて行ける時間も限られます。
小児科・歯医者・眼科・皮膚科・アレルギー科・・・
もう一度体に気になるところが無いか見直してみましょう。
我が子はアレルギーで定期的に薬を処方して貰っていたので入園前に大目に処方して貰いました。
入園後は疲れて帰ってくることが多く病院に連れて行くと更に疲れて違う病気まで貰って帰ってきそうで・・・
アレルギー児は保育や給食についての医師の診断書を入園後に提出する為、何れにしても入園後病院に行く必要がある場合が有ります。
医師によっては子どもを連れて行かなくても親が用紙を持って行くだけで診断書を書いてくれることも。
予防接種は必ず。でも、なぜ予防接種が必要なの?
保育園は小さな子どもたちがたくさん入園します。いろいろな病気に抵抗力がない子どもたちがほとんどです。ですから、麻疹や百日咳など、感染性の強い病気がいったん発生すると、発症前にすでに感染が起こってしまっているので、なかなか予防ができません。また、長い間休ませなければなりません。
もう一度、受けられる予防接種はすべて受けているかチェックしましょう。
意外と忘れてしまっているものも・・・
水痘とおたふく、B型肝炎のワクチンはできるだけ受けた方が良いでしょう。
水痘はいわゆる「水ぼうそう」のことです。
年間100万人程度が発症、4000人程度が入院、20人程度が死亡していると推定されています。
おたふくは平均毎年60万人が罹って年間10人が死亡し、5000人以上が入院を必要とし難聴を引き起こすこともある病気です。
世界中の多くの国では定期接種で2回接種しています。治療法も無いためワクチン接種が重要な病気の一つです。
B型肝炎ワクチンは世界初のがんを予防するワクチンです。
平成27年現在、厚生労働省の専門部会はB型肝炎ワクチンを定期接種にすることへの意見書をまとめました。今は任意接種ですが近いうちに定期接種化される見込みです。
ただ、定期接種になっても低年齢しか公費で摂取できない可能性が高いとみられています。
病院に行く前にチェック
年によって3月にインフルエンザ等が流行することが有ります。卒園式前にインフルエンザが流行って卒園式に出られない子が多かった、という話を度々耳にします。
その様な場合は無理して病院に連れて行くとかえって病気を貰って来かねません。
しかし予防接種は必要です。予防接種のみの時間枠を設けている病院も有るので調べてしっかり受けておきましょう。
地域によって役所や小児科のHPで現在の病気の流行状況を知らせてくれるところもあるのでチェックすると良いでしょう。
入園までの日々を親子で楽しみましょう♪♪
「幼稚園の先生」をしていた筆者でも(いや、幼稚園を知っているからこそ)一人目の時は「入園までにあれもできるようにならなければ」「もっとこうしなければ」と焦り、ついついカリカリ・・・
そんなの、良い事無いですよね。
気を付ける点を色々と書きましたが、もし全てが出来なくっても大丈夫。何とかなります。
子どもを三人卒園させて振り返ると、その場その場で先生や周りに相談しながら何とかしていくのも親子共に良い経験だったな、と思います。
先生に相談することで先生との距離が縮まり、それが子どもへも良い影響を与えます。
入園までは練習を「ユルく」しつつ、園に入ったら出来なくなるような事(親子でランチデート♪とか)を満喫しつつ入園を楽しみに待ちましょう^^
お出かけなど入園後でも変わらずやれることは色々ありますが、入園前のあどけない状態の子どもと一緒にできるのは今だけ。思い出を色々と作りましょう。
あとで懐かしく思い出す日が来ることでしょう^^
予防接種は大切です